こんにちは!
アジア太平洋作業療法学会の開催日が近づいて参りました!
10月27日(日)にアジア太平洋作業療法学会のプレ企画として、北里大学医療衛生部教授及び日本作業療法協会国際部の髙橋香代子先生をお招きし、講演会と交流会イベントを行いました。
髙橋先生のご講演では、アジア太平洋作業療法学会(APOTC)を主催する19ヶ国の地域で構成されたアジア太平洋作業療法地域グループに関するお話から、世界の作業療法の現状と日本の作業療法のお話やAPOTCの目玉講演やワークショップ、コミュニケーションツールに役立つ翻訳アプリケーションをご紹介いただきました。
世界で作業療法は広まりつつありますが、国によって発展している領域に差があることを知りました。さらに日本の作業療法士数・養成校数共に世界1位とのことで、作業療法教育では日本の教科書が豊富で自国語で学べることのありがたさを感じました。
髙橋先生が示して下さったグラフから日本は圧倒的な作業療法士数・養成校数を占めているため、今後日本が世界の作業療法を牽引する可能性を強く感じました。日本の細やかで丁寧な作業療法がもっと世界に広まって欲しいと思いました!
APOTCでは34ヶ国1900人を超える参加登録者がいらっしゃるとのことで、4年に1度の国際学会としての規模を感じました!
普段受講することが叶わない専門家の方々が直接教えてくださる貴重なワークショップも多く開催されることを知り、とても興味が湧きました!
世界中から様々な方々が集まるので、アプリケーションを上手く取り入れて積極的に日本の作業療法のこともきちんと説明したり、海外での作業療法に関する情報を交換したいと思います!
交流会では自己紹介、気になる発表やワークショップ、不安なことを各グループで話し合い、全体で共有しました。
初めて学会に参加される方もいらっしゃるので、参加予定の学生同士で話し合うことで色んな視点を取り入れて、できるだけ不安を解消する機会になれたら良いなと思いました。
APOTC当日が非常に楽しみです!様々な文化背景の違いや国毎の作業療法の特徴などに注目して参加していきたいと思います!
以下今回のイベントに参加したJAOTS理事の感想を掲載いたします。
会長 藤田陽
今回、学会に参加される皆さんと事前にお話しすることができて、より楽しみが増えました!学会では、たくさん学び、たくさんの繋がりを持てたらいいなという気持ちが大きくなりました!
副会長 青野秋平
APOTCに向けたJAOTS交流会を開催しました!ご講演していただいた髙橋先生、参加していただいた皆様ありがとうございました!
髙橋先生のご講演や参加者の皆さんとのブレイクアウトルームを通じて、APOTCに向けて準備することや皆さんがどのプログラムに興味を持っているのか・どのような不安を抱えているのかを知ることができ、『自分もこのプログラムに参加してみよう!』と思えたり、APOTCに向けての準備に活かせる貴重な機会となりました!
11/7の学生フォーラム後には、JAOTSの対面イベントが開催されます!こちらには世界各国から作業療法学生や教育関係者の皆様がご参加されます。お申し込みされた方は、ぜひそちらもよろしくお願いします!
企画リーダー 岡本優翔
「APOTCに向けたJAOTS交流会」を世界作業療法の日に開催しました。髙橋先生のご講演から、日本の作業療法が世界から注目されていることを学び、大変感銘を受けました。また、参加者の皆さんとAPOTCをテーマにグループディスカッションを行いました。国際的な学会に、学生のうちから参加出来ることを大変嬉しく思います。
JAOTSの理事となり、初めてリーダーとして企画したイベントでした。髙橋先生やTOM JAPAN様、JAOTS理事のみんな、参加者の方々のご協力のおかげでイベントを開催することができました。ありがとうございました。
理事 松中さち
髙橋先生のご講演を聞いて、作業療法という分野におけるアジア太平洋という地域の中での日本のポジションなどを初めて知ることができてよかった!!
また、実際参加予定の学生とも事前に交流できて、学会を思う存分楽しもうという気持ちがいっそう高まった。
理事 早田千華
APOTCに参加予定の学生や臨床家の方々との交流イベントに参加しました。このイベントでは、学会参加に対する不安や、興味のある演題について話し合う機会がありました。私は当日の学会には参加できませんが、本イベントの企画担当として準備に携わり、多くの学びを得ることができました。
特に、髙橋香代子先生のご講演を通じて、日本の作業療法が急速に発展していることを知り、日頃から当たり前のように使っている日本語の教科書が存在することの重要さに改めて気づかされました。また、英語以外の言語を話す方々と円滑にコミュニケーションを取るために、同時翻訳のスマートフォンアプリがあることを知り、その技術の進歩に感銘を受けました。
さらに、事前に参加予定者の方々と不安を共有し解決策を話し合うことで、当日への備えをより一層充実させることができ、自分では気づかなかった懸念点にも事前に対応する機会が得られるのが良かったと感じました。当日は残念ながら参加できませんが、それでも非常に有意義な時間となりました。
当日参加される皆さま、この機会を活用して、どうぞ学会を存分にお楽しみください。
以上がAPOTC交流会の感想となります。APOTC開催後もブログ記事を投稿予定です!お楽しみに!(編集:髙見)
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