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執筆者の写真本部 日本作業療法学生連盟

2024 0714 海外領域講演会について


はじめ


今回はオーストラリアで作業療法士としてご活躍されている沖田勇帆先生にお越しいただきました!


講演内容としては、沖田先生の学生時代やオーストラリアへ渡航した理由、作業療法士を目指した理由から海外作業療法と日本作業療法の違いについてなど、沖田先生の体験談から色濃く語っていただきました。


参加者にも海外に興味があるJAOTS理事や作業療法学生、臨床家など多くの方が集まっていただきました。ありがとうございます!


今回のイベントは1時間のご講演が終わり、その後の交流会では、約1時間質疑応答が続くほど大盛況でした!それ程沖田先生のお話は興味深く、僕自身の作業療法感も沖田先生色に染まってしまう程でした。


印象に残ったこと


僕が沖田先生のお話を聞いて、印象に残ったことについてお話していきます!


印象に残ったことは、オーストラリアではトランスに必ずと言っていいほどリフトを使用するということです。対して、日本ではセラピストの方が対象者を抱きかかえる、手を支えるといった介助を要してトランスを行います。その違いは、オーストラリアの価値観として、対象者と¨セラピスト¨の安全性があるからだそうです。日本では、トランスが転倒を誘発させる、セラピストの腰を痛めるなど、それでも対象者の為だというホスピタリティーの精神が強く根付いています。しかしオーストラリアでは、対象者の安全性はもちろん、セラピストの安全性を考慮してリフトの導入が主流となっているそうです。すでに日本と全然違う!!!


他にも日本では、医学モデルが主流となり作業療法が行われているという印象ですが、オーストラリアでは、リフト以外にも福祉用具や住宅改修に焦点を置き、対象者の身体機能向上ではなく環境調整と制度といった視点で作業療法が行われているという印象を受けました。


以上で印象に残ったことについては終わりになります!


おわり


有難いことにJAOTSイベントでは様々な先生がご講演してくださっています!


その内容や様子は他のブログにまとめているので、興味がある方はぜひご覧ください!


今回来てくださった、学生や臨床家のみなさま、そしてお忙しい中お越しいただいた沖田勇帆先生ありがとうございました。


最後までお読みいただきありがとうございました。




編集者:小山田

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