11月6日〜9日開催のアジア太平洋作業療法学会(APOTC)と9日〜10日開催の日本作業療法学会に日本作業療法学生連盟(JAOTS)の理事らが参加して参りました!
私は初めての国際学会に参加しましたが、海外からたくさんの作業療法に関わる方々が参加されており、自由で開かれた学会の雰囲気に終始圧倒されていました。
APOTCでは全て英語での発表のため、理解に苦労しましたが、翻訳アプリを用いてポスターを見てみたり口述発表を聞くことができ、とても良い経験になりました。
JAOTSで企画した交流会では約40名の日本およびアジア各国のOTSが集い、非常に楽しい会となりました!お互いの興味がある分野について話したり、趣味や日々の生活の話を聞いたり、新しい考えを取り入れるきっかけになりました。
日本作業療法学会では日本の各分野での最先端の研究に触れることが出来ました。OTRになって症例報告や取り組んでいる作業療法を紹介することで、もっと患者さんやクライエントの方々に貢献していきたいという気持ちが高まりました。
今回の参加ではOT学生応援チャリティー募金の支援によって、現地宿泊費を補助していただきました。この貴重な機会を還元できるように精進していきたいと思います。ご支援いただきありがとうございました。
以下学会に参加した理事の感想になります。
APOTCについて
理事 青野秋平
初めて国際学会に参加しました。まずはじめにチャリティー学生企画について、企画していただいた作業療法学生を応援する有志の会の皆様、そして寄付をしていただいた全ての皆様に感謝申し上げます。皆様のご支援のおかげで、多くの学生が『学会参加』を経験し、学校では学べない学びや経験をすることができました。
私自身初めて国際学会に参加するにあたり、最初は英語が喋れるか、海外の学生と仲良くなれるのかと不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、関わっていただいた全ての学生がフレンドリーで、不安も徐々に無くなり、交流をする中で海外の作業療法を知るだけでなく、日本の作業療法についても伝えることができ、日本国内だけでなく世界にもつながりを持つことができました。海外の文化に沿った作業療法の取り組みや考えを学ぶことができた今回の学会参加を通して、今後の学習や実習で活かせるように、この貴重な学びや経験を自分自身だけでなく、学会に参加できなかった友人などにも共有したいと思います。
理事 岡本優翔
「Gathering Dinner hosted by JAOTS」の対面イベントを開催しました。
40名を超える参加者の方々と国際交流を深めることが出来ました。
いろいろな言語が飛び交い、各国の作業療法の特色や文化を知ることができました。
TOM JAPAN様、JAOTS理事のみんな、参加者の方々のご協力のおかげでイベントを開催することができました。
ありがとうございました。
It was a pleasure meeting you all. Thank you so much!!
See you again!!
理事 安田翔雲
海外OTやOTSとの交流は刺激的でとても面白かったとともに、英語の重要性を実感しました…。また、JAOTSやつながる募金で同じ宿に泊まった全国の学生と作業療法について語り合い、最高の思い出になりました!!英語や作業療法を勉強するモチベーションにもつながり、作業療法の魅力を再認識できました!来年も皆んなに会いたい!!!!!
理事 松中さち
OT学生チャリティー奨学生の人たちの中でJAOTS の活動を見ているよ!って言ってくれた人がいてすごく嬉しかったです!
あっという間に時間が過ぎたけど、時間に対する刺激や得た知見、経験が多過ぎて、初日はだいぶ前に感じています!(物理的に起きてる時間が長かったのもあるけど笑)
学生のみんなと作業療法に対する熱意や葛藤、将来のビジョンを共有して自分がいかに浅はかであったかを痛感すると同時に、今後もっと視野を広げて取り組み、将来的に自信を持って語れるようになりたいと感銘を受けました!
日本作業療法学会について
理事 藤田陽
今回、奨学生として参加させていただき、全国のOTSの方と作業療法のことや学校生活のことを夜中までお話しできたり、一緒にご飯を食べたり、とても楽しい2泊3日でした!学会では、自分の興味のある分野についてのご講演をきかせていただいたり、授業で習ったことについての内容のポスターに対して、質問させていただきました。さらに、自分の興味が広がるきっかけとなり、より勉強を頑張ろう!こんなこともっと知りたい!という風に感じました。このような貴重な機会をくださった皆様、ご協力してくださった皆様、ありがとうございました。
理事 鬼塚愛斗
今回、全国の学会が初めてでしたが、OTSとの繋がりがたくさんできたと感じました。いつもは学校という狭い枠組みの中の生活でしたが、少し外に出てみると向上心の高い学生達がいてとても驚きました。
ポスター発表や口頭発表で特に感じたのは、治療の多様性です。
自分自身、3年生ということもありまだ治療をあまり習っていなかったので、様々なOTの治療を拝見することができました。
以上が感想となります。
今回私はAPOTCにてポスター学生発表をしました。抄録からポスター作りまで大変でしたが、自分の研究を様々な人に見て興味を持ってもらえたことはとても喜ばしく研究をして良かったと思えた瞬間でした。質問に対してあまり上手く答えられなかったり、簡潔に説明することが難しかったりしてしまったので、相手に対して自分の考えをきちんと言語化していくことの重要さを感じ、今後の課題と思いました。
学生のうちに学会に参加出来たことは大きな経験となり、卒業しても学会に参加したり研究を発表したいというモチベーションになりました!
学生の学会参加がスタンダードになるよう、もっと学会の良さを伝えていきたいです!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
(編集:髙見)
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