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日常生活動作と手段的日常生活動作🎈

執筆者の写真: 本部 日本作業療法学生連盟本部 日本作業療法学生連盟

更新日:2020年7月13日

【1年生編】

次のうちADL(日常生活動作)はどれ?


① 食事

② 買い物

③ 服薬管理

④ 電話使用


答え→①食事



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<解説>

ADL(Activities of Daily Living)とは、「日常生活動作」のこと。

普段の生活の中で行っている最低限必要な行動です。食事や排泄、入浴などの日常生活を送る上で必要な、「ベッドや布団から起き上がる」「いすに座る」「食事をする」といった基本的な行動を指します。

一方、ADLとよく間違われやすいのはIADLです。IADL(Instrumental activities of daily living)とは、

「手段的日常生活動作」のことです。

ADLと少し似ていますが、ADLよりも複雑な行動をいいます。

IADLには、下記の8種類の尺度があります。


【IADLの8種類の尺度】


・電話を使用する能力

・買い物

・食事の準備

・家事

・洗濯

・移送の形式

・自分の服薬管理

・財産取り扱い能力

上記の通り、IADLは毎日必ず行うものではありません。そのため、できるけれどやらない場合、またできたとしても常にできるかどうかがわからない場合がADLより多いといえます。



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